失敗学研究日誌

私がこれまで積み重ねてきた失敗と、これから犯していくであろう失敗について書き連ねます。

ギラヴァンツ北九州の観客動員数が少なすぎる対策を無責任に考えてみる

我がギラヴァンツ北九州が観客動員で苦戦してる。

前回は晴れてたのに2500人。うん。ヤバイ。

少ない予算ながらよくがんばっていらっしゃると思うし、何もやっていないとは全く思っておらんのですよ。

むしろ皆さん休日まで本当によく働いていらっしゃる。

少しずつ変えていこうとしているのも分かる。

でもね、ヤバイのは事実。

球団スタッフに知り合いも多い。自分自身もボランティアしてたから、こういう事を公衆の面前で書くときっと気分を害する人がいると思う。ま、それを承知で、常々思っていることをとりあえずメモ的に書きなぐってみよう。

 

 

【なんであつまらないの?】

 

原因①

北九州市は興行に対してお金を払う文化がない。根本はこれに尽きる。

だって製鉄がチケットくれてたから。行ってやらんこともないよ?くらいの上から目線。

つまり北九州市で「サッカーを見る」目的で集められる限界が今の数字。

 

サッカーが見られる、サッカーがおもしろいのは客からしたら当たり前。

それはテレビで見られる。

どころか、ただの興行に金なんか出しゃしない。

だったらもうちょっと違う体験させてあげられるといいかもね。

 

 

原因②

マニアック過ぎて近寄りがたい。

自分も外側から一人で突入していった人間だからよく分かるんですが、近寄りにくい感じがある。

普通の人からするとね、「ギラヴァンツが何をやっているかがわからない。本城で何があるのかわからない。」なんですよ。

 

この問いに「サッカーだろ?常識的に考えて」と思った人は一回距離をおいて考えたほうがいいと思う。

 

先程も言いましたが、サッカーが見られる、サッカーがおもしろいのは客からしたら当たり前。

他に何があるの?果たして時間使って面倒くさいルートで本城に行って何が得られるの?

ということ。

ココがまーったく伝わっていない。

 

 

ここからはむちゃくちゃなことを書きます。妄想なので無責任な垂れ流しと思ってください。

しかも内容薄っぺらいし。質問も受け付けませんw

 

 

【ではギラヴァンツ北九州が本城で 誰に? 何を? どんな体験? をしてもらう?】

 

・誰に

おばちゃん。お母さん。

 

北九州市は単身世帯家族の割合が極端に低い。

核家族・高齢世帯が高い。

 

若い子はいないんだから狙うだけ無駄。

ガキとジジイババアしかないと思っていい。

 

じゃあこの中で。

家族で決裁権を持っている人=お母さん

家族で影響力が強い人=お母さん

近所に布教して回る人=お母さん

 

だからおばちゃん・お母さんを狙う。

 

 

もうひとつ言うとね、ファミリー層なんて言葉はあっても「ファミリー層」なんて人達・ターゲットは存在しないから。

ファミリー全体に受けるようなことを考える限り、すっごいテンプレ的なつまんないことしかできないよ。

だからお母さん・おばちゃんに絞ればいい。

彼女が動けば、家族が動く、金が動く、近所が動く。

 

コンセプトは「ギラヴァンツ北九州には30万人のおふくろがいる!」ですよ。

 

 

 

・何を?

スタジアムを伝える。

 

意外と距離が近い。むしろ手が届くレベル。

そしてちょっとしたお祭り。

サッカー?詳しくないからわかんない。あとから覚えてくれればいい。

本城でも十分異空間。これを最大化する。

 

 

・どんな体験をしてもらう?

非日常。

 

試合で盛り上がる。一体感。

お祭り的なノリ。

ココらへんは基本。

 

こっから先がおばちゃん対策の肝。

・男=ギラヴァンツには若くて生きのいい男が30人ほどいるよね?彼らとおばちゃんが接する企画。

・本城おばちゃんネットワーク=おばちゃん同士が仲良くなる仕組みがほしいよね。

・笑い=おばちゃんは日頃関心にさらされることがないから、いじられることに弱いと思うんだ。キミマロですよ、キミマロ。ギランかスタジアムMCにおばちゃんいじりをさせよう。

 

 

他にもいろいろできると思うよ。

でもね、北九州がブレイクするには都市構造的におばちゃん狙いしかないと思うの。

 

サッカーチームとして強くなること、チームの方針の本質を変える必要はない。

伝える方法も今のチャネルでいい。

伝える相手を絞り込んで、それに合わせて的確なことをやればいい。

おばちゃんに見つかり、おばちゃんが好きそうなことをやれば、きっと活路は開ける気がするよ。

 

ではでは〜!